アーティファクトグラフの探索
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W&B は、特定の run がログしたアーティファクトや、その run が利用したアーティファクトを自動で追跡します。これらのアーティファクトには、データセットやモデル、評価結果、その他が含まれることがあります。機械学習ライフサイクル全体で生成されたさまざまなアーティファクトを追跡および管理するために、アーティファクトのリネージを探索できます。
リネージ
アーティファクトのリネージを追跡することには、いくつかの主要な利点があります:
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再現性: すべてのアーティファクトのリネージを追跡することで、チームは実験やモデル、結果を再現でき、デバッグ、実験、および機械学習モデルの検証に不可欠です。
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バージョン管理: アーティファクトのリネージには、アーティファクトのバージョン管理とその変更の追跡が含まれます。必要に応じて、チームはデータやモデルの以前のバージョンに戻すことができます。
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監査: アーティファクトとその変換の詳細な履歴を持つことで、組織は規制やガバナンスの要件に準拠できます。
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コラボレーションと知識共有: アーティファクトのリネージは、試行された記録が明確に示されており、何がうまくいって何がうまくいかなかったかを提供することで、チームメンバー間のより良いコラボレーションを促進します。これにより、努力の重複を避け、開発プロセスを加速させます。
アーティファクトのリネージを見つける
Artifacts タブでアーティファクトを選択すると、アーティファクトのリネージを見ることができます。このグラフビューは、パイプラインの全体的な概要を示します。
アーティファクトグラフを見るには:
- W&B App UI でプロジェクトに移動します。
- 左のパネルでアーティファクトアイコンを選びます。
- Lineage を選択します。

リネージグラフのナビゲート
指定したアーティファクトやジョブタイプは、その名前の前に表示され、アーティファクトは青のアイコン、Runs は緑のアイコンで表されます。矢印は、グラフ上での run またはアーティファクトの入力と出力を示します。


より詳細なビューを得るために、個別のアーティファクトまたは run をクリックして、特定のオブジェクトに関する詳細情報を取得します。

アーティファクトクラスター
グラフのあるレベルに run またはアーティファクトが5つ以上ある場合、クラスターが作成されます。クラスターには、特定のバージョンの run またはアーティファクトを見つけるための検索バーがあり、クラスター内のノードを個別にプルしてそのリネージを調査することができます。
ノードをクリックすると、そのノードのプレビューが表示され、概要が示されます。矢印をクリックすると、個別の run またはアーティファクトが抽出され、抽出されたノードのリネージを調べることができます。

API を使用してリネージを追跡する
W&B API を使用してグラフをナビゲートすることもできます。
まず run を wandb.init
で作成します。次に、wandb.Artifact
で新しいアーティファクトを作成するか、既存のアーティファクトを取得します。次に、.add_file
を使用してアーティファクトにファイルを追加します。最後に、.log_artifact
でアーティファクトを run にログします。完成したコードは次のようになります:
with wandb.init() as run:
artifact = wandb.Artifact("artifact_name", "artifact_type")
# `.add`, `.add_file`, `.add_dir`, `.add_reference` を使用して
# アーティファクトにファイルやアセットを追加します
artifact.add_file("image1.png")
run.log_artifact(artifact)
アーティファクトオブジェクトの logged_by
と used_by
メソッドを使用して、アーティファクトからグラフをたどります:
# アーティファクトからグラフを上下にたどります:
producer_run = artifact.logged_by()
consumer_runs = artifact.used_by()
次のステップ
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