sweep を初期化する

W&B で Sweep を初期化する

W&B は、Sweep Controller を使用して、クラウド (標準)、ローカル (ローカル) の 1 台以上のマシンで スイープを管理します。run が完了すると、sweep controller は新しい run を実行するための新しい指示を発行します。これらの指示は、実際に run を実行する agents によって受け取られます。典型的な W&B Sweep では、controller は W&B サーバー上に存在し、agents は_あなたの_マシン上に存在します。

以下のコードスニペットは、CLI、および Jupyter Notebook や Python スクリプト内でスイープを初期化する方法を示しています。

W&B SDK を使用してスイープを初期化します。スイープ設定辞書を sweep パラメータに渡します。オプションで、W&B Run の出力を保存したい Project の名前を Project パラメータ (project) に指定することができます。Project が指定されていない場合は、run は「Uncategorized」Project に置かれます。

import wandb

# スイープ設定の例
sweep_configuration = {
    "method": "random",
    "name": "sweep",
    "metric": {"goal": "maximize", "name": "val_acc"},
    "parameters": {
        "batch_size": {"values": [16, 32, 64]},
        "epochs": {"values": [5, 10, 15]},
        "lr": {"max": 0.1, "min": 0.0001},
    },
}

sweep_id = wandb.sweep(sweep=sweep_configuration, project="project-name")

wandb.sweep 関数はスイープ ID を返します。スイープ ID には entity 名と Project 名が含まれます。スイープ ID をメモしておいてください。

W&B CLI を使用してスイープを初期化します。設定ファイルの名前を指定します。オプションで、project フラグに Project の名前を指定することができます。Project が指定されていない場合、W&B Run は「Uncategorized」Project に配置されます。

wandb sweep コマンドを使用してスイープを初期化します。次のコード例は、sweeps_demo Project のスイープを初期化し、config.yaml ファイルを設定に使用しています。

wandb sweep --project sweeps_demo config.yaml

このコマンドはスイープ ID を出力します。スイープ ID には entity 名と Project 名が含まれます。スイープ ID をメモしておいてください。