参考
X軸
ラインプロットのX軸は、数値としてログされている値であればどれでも設定できます。
Y軸変数
Y軸変数もまた、数値、数値の配列、もしくは数値のヒストグラムとしてログしていれば、任意の値に設定できます。変数の値が1500ポイント以上ログされている場合、wandbは1500ポイントまでサンプリングします。
Y軸の線の色は、runsテーブル内のrunの色を変更することで変えることができます。
X範囲およびY範囲
プロットのXとYの最大値および最小値を変更できます。
X範囲のデフォルト設定は、X軸の最小値から最大値までです。
Y範囲のデフォルト設定は、メトリクスの最小値またはゼロからメトリクスの最大値までです。
最大Runs/グループ数
デフォルトでは、10個のRunsまたはRunsのグループのみをプロットします。RunsはRunsテーブルまたはRunsセットの上位から取られますので、RunsテーブルまたはRunsセットを並べ替えれば表示されるRunsを変更できます。
凡例
任意のrunに対して、ログされた任意のconfig値やRunの作成時間、Runを作成したユーザーのメタデータなどを凡例に表示することができます。
例:
${run:displayName} - ${config:dropout} は、各runの凡例名を "royal-sweep - 0.5" のような形にします。ここで "royal-sweep" はRun名、0.5は "dropout" という名のconfigパラメータです。
チャート上をホバーしたとき、クロスヘア内にポイント特有の値を表示させるには、[[ ]]
内に設定します。例えば \[\[ $x: $y ($original) ]]
は "2: 3 (2.9)" のように表示されます。
[[ ]]
内でサポートされている値は以下の通りです:
値 | 意味 |
---|---|
${x} | X値 |
${y} | Y値 (スムージング調整を含む) |
${original} | スムージング調整を含まないY値 |
${mean} | グループ化されたRunの平均 |
${stddev} | グループ化されたRunの標準偏差 |
${min} | グループ化されたRunの最小値 |
${max} | グループ化されたRunの最大値 |
${percent} | 全体に対する割合(スタックエリアチャートの場合) |
グループ化
グループ化をオンにすることで、すべてのRunsを集計することができます。また、個別の変数についてグループ化することも可能です。テーブル内でグループ化を行い、グループが自動的にグラフに反映されるように設定することもできます。
スムージング
スムージング係数 は0から1の間で設定できます。0はスムージングなし、1は最大のスムージングです。
外れ値の無視
外れ値の無視をオンにすると、グラフのY軸の最小値と最大値がデータの5パーセンタイルと95パーセンタイルで設定され、すべてのデータが表示されるのではなくなります。
表現
表現を使用して、1-accuracyのようなメトリクスから計算された値をプロットできます。現在のところ、単一のメトリクスをプロットする場合にのみ機能します。+、-、*、/、% だけでなく、** で累乗の簡単な算術式も使用できます。
プロットスタイル
ラインプロットのスタイルを選択します。
ラインプロット:
エリアプロット:
パーセンテージエリアプロット: