Project visibility
W&B Project の範囲を定義して、誰が閲覧、編集、および W&B Runs を送信できるかを制限します。Project のオーナーまたはチーム管理者のみが Project の可視性を設定または編集できます。
Visibility scopes
選択できる Project の可視性スコープは 4 つあります。公開度が高い順に以下の通りです:
- Open: 誰でも Runs や Reports を提出できます。
- Public: 誰でもこの Project を閲覧できます。編集はチームメンバーのみ可能です。
- Team: チームメンバーのみが閲覧および編集できます。
- Restricted: 招待されたメンバーのみがこの Project を閲覧できます。公開共有は無効です。
ヒント
機密または秘密のデータに関連するワークフローで共同作業を行いたい場合、Project のスコープを Restricted に設定します。チーム内で制限付きプロジェクトを作成すると、チームの特定のメンバーを招待または追加して、関連する Experiments、Artifacts、Reports などで共同作業ができます。
他の Project スコープとは異なり、チームのすべてのメンバーが暗黙のアクセス権を持っているわけではありませんが、それと同時にチーム管理者はチームの活動を監視するために制限付きプロジェクトに参加できます。
新規または既存の Project に可視性スコープを設定する
Project を作成するとき、または後で編集するときに、可視性スコープを設定できます。
備考
- Project のオーナーまたはチーム管理者のみがその可視性スコープを設定または編集できます。
- チーム管理者がチームのプライバシー設定内で 今後のすべてのチームプロジェクトをプライベートにする(公開共有不可) を有効にすると、そのチームの Open および Public Project の可視性スコープが無効になります。この場合、チームは Team および Restricted スコープのみを使用できます。
新しい Project を作成する時に可視性スコープを設定する
- W&B アプリに移動します: https://wandb.ai/home
- 右上の New Project ボタンをクリックします。
- Project Visibility ドロップダウンから希望のスコープを選択します。
Restricted の可視性を選択した場合、以下のステップを完了してください。
- Invite team members フィールドに W&B チームメンバーの名前を 1 人以上入力し、プロジェクトの共同作業に必要なメンバーのみを追加します。
既存の Project の可視性スコープを編集する
- W&B Project に移動します。
- 左の列の Overview タブを選択します。
- 右上の Edit Project Details ボタンをクリックします。
- Project Visibility ドロップダウンから希望のスコープを選択します。
Restricted の可視性を選択した場合、以下のステップを完了してください。
- Invite team members フィールドに W&B チームメンバーの名前を 1 人以上入力します。
注意
- 可視性スコープを Team から Restricted に変更する場合、必要なチームメンバーをプロジェクトに招待しない限り、チームのすべてのメンバーはプロジェクトへのアクセスを失います。
- 可視性スコープを Restricted から Team に変更すると、チームのすべてのメンバーがプロジェクトにアクセスできるようになります。
- 制限付きプロジェクトを編集する際にチームメンバーを削除すると、そのメンバーはプロジェクトへのアクセスを失います。
制限付きスコープに関するその他の重要な注意事項
- 制限付き Project でチームレベルのサービスアカウントを使用する場合、必ずそのサービスアカウントをプロジェクトに招待または追加してください。そうしなければ、チームレベルのサービスアカウントはデフォルトで制限付きプロジェクトにアクセスできません。
- 制限付きプロジェクトから runs を移動することはできませんが、非制限付きプロジェクトから制限付きプロジェクトに runs を移動することはできます。
- チームのプライバシー設定 今後のすべてのチームプロジェクトをプライベートにする(公開共有不可) にかかわらず、制限付き Project の可視性を Team スコープのみに変更することができます。
- 制限付きプロジェクトの所有者が親チームの一員でなくなった場合、チーム管理者はスムーズな運用を確保するために所有者を変更する必要があります。